『お塩の未知』動画より⑥
この記事は以下の動画より書き起こしたものに基づきます。
https://www.youtube.com/watch?v=_sTujN5E2wo
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『前に岩塩の話が出て来たでしょ。』
『岩塩に含まれていたミネラル分はほとんどミネラルウォーターに抜ける、で岩塩に残っているのは殆ど塩化ナトリウムばっかりでした。』
『水に抜けているのですから・・・土壌に溶けているのですから』
『さぁ、そこで、岩塩は・・・塩は2002年に輸入自由化になったのですね。どこから輸入してきてもOKになった。』
『だからいろんな塩が売られているのですが、実はね、岩塩は日本人には合わないという答えが出ています。』
日本人の好きな外国料理を思い出してみてください。
『スペイン料理、フランス料理、イタリア料理、メキシコ料理も含めて。』
『さぁ、イギリス料理、日本にいくつあるってわかります?スイス料理は?』
『ないでしょ?』
『聞いたことないよね、スイス料理。有名でしょ、スイスって国。イギリス、アメリカ料理、えー?ドイツ料理、ロシア料理。数の上からフランス料理、イタリア料理、圧倒的に多いでしょ。』
確かにフランス料理とイタリア料理は圧倒的に多いですね。
『この違い、なんなのだろうか?』
『何故、イギリス料理は、はやらなかったのか』
『簡単です。岩塩を使っている国の料理か』『海の塩なのか。』
『で、わかるのですよ。』
『日本は昔っから海の塩を使ってきているから、味覚的に岩塩を使った料理は合わないんです。』
なるほど。
そういえば岩塩って私の認識ではバスソルト、お風呂に使うものでしかないです。
『それなのに、岩塩をね、輸入してきて、岩塩はいいんだって』言ってる。
『ミルにいれてさ、グリグリグリ。胡椒ならわかる。いいですか?胡椒なら香りがあるからわかる。ひきたてのものは香るでしょ。岩塩はこう、やったからといって風味は変わらないんだから、粉になってればいいんでしょ。』
『おいしさは海の塩には叶わない。』
『だからね、プロの調理人、コックさんがね、岩塩いい、岩塩なんとか、もう味覚音痴って言ってください。』
辛らつですねー。
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『じゃぁ、18ページ行きます』
『ここではね、海の塩分濃度、3,5%って言ったでしょ。海水浴に行って「げーっ」となってしまうあの(人の血液の塩分濃度の)4倍もする、海に含まれている(塩)、溶けている中身はいったい何なのかという説明です。』
『だいたいね、80%が塩化ナトリウムです。塩素イオンとナトリウムイオン。』
『残りのね、20%ちょっとが塩化ナトリウムを除くもの。』
『この20何パーセントの部分を22%と書いていますが、ニガリと言います。』
『漢字で書くと苦い汁と書きます。英語で言うとビターね。ビターチョコレートのビター。だから苦いのですね。苦い。』
『さぁ、そこで、苦汁の決断っていうやつ、ね、ニガリなの。これ、苦い汁とかいて苦汁の決断、ね。僕が塩屋になったのは苦汁の決断。冗談ですよ。』
『さぁ、そこでニガリの説明は、わかりやすく言うと、豆腐を作るときに豆腐の大豆のたんぱく質を固める凝固剤、(ニガリ)で豆腐が出来ます。』
『いいですか?ニガリの成分は主にマグネシウムやカルシウム。』
『ね、だからミネラルウォーターと一緒でしょ。これを多く含むのですね。』
『他のミネラルもいっぱい入っていますよ。だけど、マグネシウムとカルシウム・・・実はね、海に含まれているマグネシウムの比率と人間の体に含まれているマグネシウムの比率・・・海はね40倍から50倍多く含まれているのです。』
『バランスが全然ちがうのですよ。だから海水を持ってきて飲む健康法もなければ、海水の水分を飛ばしたそのままの塩を取り入れるということもない。』
『ニガリを調整した塩でなければダメだということです。』
『塩化ナトリウムがもっとも大事、人の体にはね。塩として。・・・で、ニガリは若干でいいんだという話ですね。』
『さぁ、そこで、このマグネシウムの説明をちょっとします。』
『さっきね、人間の体に含まれている・・・細胞の中に含まれているカリウムと細胞の外のナトリウム、これは一緒に考えてねって説明しました。』
『今度、マグネシウム・・・ニガリですよ。ニガリ。ミネラルウォーター、そういうものに多く含まれているマグネシウムについてはカルシウムと一緒に考えるのです。』
『いいですか?一緒に体の中で作用していくのですね。マグネシウムとカルシウム。いいですか?カリウムとナトリウムという組み合わせで考えて。』
なるほど、カリウムとナトリウム、そしてマグネシウムとカルシウムですね。
これらは一緒になって作用するってことか。
『じゃぁね。カルシウム不足ってよく世の中では言われているじゃないですか。』
どうやら、そう言われるようになった元の文章があるようです。
そして、その前文にいわゆる但し書きがあったみたい。
その但し書きの内容はこんなです。
『欧米人に比べると日本人はカルシウムが少ない。』
「欧米人に比べると」っていう但し書き。
なるほど、骨格が違いますよね、彼らとは。
そんな欧米人と比べたらカルシウムが少ないのは当たり前かもしれません。
『わかりますね。カルシウム不足、カルシウム不足って言っているのは誰なのか。』
『牛乳屋さんでした。いい?牛乳を飲ませたいからカルシウム不足って言っているんですよ。』
『別にカルシウム、不足しているわけではないの。だからカルシウム入れ過ぎた結果、実はマグネシウムが体から、足りていないの。』
そういえば、日本人をパン食にしてアメリカの小麦を買わせるために給食をパン食にして、それに牛乳をつけたって話を聞いたことがあります。
ここにもまた、アメリカが絡んでいるのですね。
小麦粉、そして酪農。
酪農の牛さんはアメリカからの飼料を食べています。
そもそも牛乳を飲まなかった日本人に牛乳を飲ませて、酪農を盛んにさせて飼料を売りつける。
パン食が普及して小麦粉も売れる。
悪智恵者だなぁ、まんまとはまった日本人。
政治家や官僚はそのはざまで右往左往ってところですね。
ところでマグネシウムが不足するとどうなるの?
『マグネシウムを漢字で書くと金偏に美しいと書きます。いいですか?だから美容を目指す女性の皆さんはちゃんとマグネシウムを補給しないと駄目です。』
『カルシウムとマグネシウムは一緒に考えるんだよって言ったなかで・・・ミネラルウォーターは硬水でしょ。マグネシウムがいっぱい含まれています。』
乳製品が定着しちゃった結果、私たちはマグネシウム不足に陥っている。
では、そのマグネシウムはどうやって摂ればいいのかってお話が続きます。
『で、マグネシウムを摂りたいんでしょ、皆。ミネラルウォーター買ってきて飲みなさい。下痢するから。』
いやいや、これは悪い冗談です。
私たちを気づきに導く悪い冗談。
『なんで?マグネシウムが多いから。マグネシウムの下剤があるように・・・マグネシウムは下剤。下痢をしてしまう。だからミネラルウォーターを飲んだら下痢をするということですね。』
『ということは、(マグネシウムは)そんなにありがたいものじゃないということはわかるよね。』
本当だ。それでも不足しているのなら、どうやって摂ればいいのでしょう。
そんなありがたくないものでも、摂らなくっちゃ困る、そんな状況にいる私たちです。
『さぁ、そこで、マグネシウム。塩に含まれているマグネシウムは塩化マグネシウムですけれど、塩化マグネシウムじゃないマグネシウムを摂らなきゃいけない。じゃ、何から?という説明なのですね。』
なるほど、塩に含まれているマグネシウムという形、塩化ナトリウムじゃないマグネシウムを摂る方法を探せばいいってことですね。
で、それは何?
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『この19ページ、さぁいいですか。血液は赤いじゃないですか。何故、赤いか。』
『これはね、血液のヘモグロビンの中心にあるのは鉄です。中心にあるミネラルが鉄、鉄分。』
『いいですか?じゃぁ、エビの卵は何故青いか?エビの卵の青色の中心は銅です、銅。だから、中心にあるミネラルで色が違うんだよ。』
『葉緑素、緑の葉っぱの中心にあるのはいったい何?マグネシウムです。だから緑なのです。』
『という具合に中心にあるミネラルが何なのか。』
それで色が違ってくる。赤、青、緑。花火みたいですねー。
しかもね、ヘモグロビンの分子構造と・・・いいですか、葉緑素の分子構造は似ています。中心にあるもの(ミネラル)が違うだけ、これが大事なポイントです。』
ふむふむ、ここでマグネシウムが出てきました。
葉っぱ、つまり葉緑素という形で。
『じゃぁね、葉緑素、緑の葉っぱ、青物野菜だよ。(これを)食べたら葉緑素が入って来るから、それが消化されて小腸からジュワーッと肝臓に入ってくるときに、肝臓でヘモグロビンの鉄もはずれる。』
『いい?葉緑素のマグネシウムもはずれる。ということは鉄は鉄で、マグネシウムはマグネシウムで体の中で必要なミネラルとして動いていく。』
ポイントは肝臓なのですね。
『すごく活性してくれる、ちゃんと活躍してくれるミネラルが葉緑素に含まれているマグネシウムでした。』
なるほど。青物野菜を摂って下痢することはないものね。
『だから青物野菜を摂りなさいということです。いい?ニラだのホウレンソウだの青・・緑の野菜。』
野菜を食べろって、そういうことなのですね。
ビタミンがどうだの、ミネラルがどうだのって、チンプンカンプンだったけれど、こんな風に説明をしてもらえば、よくわかります。
『それでね、何故この話をするかというと青汁、昔はクロレラ。青汁がやたらめったら急成長している。何故だろう。』って考えてみてください。
『健康食品には流行りすたりがあるのです。だからニガリダイエットとかニガリ健康法って消えていったでしょ。いろんな健康法が出てきて、いろんな健康法が消えていくけど、青汁だけは伸びてるの。その理由はね、マグネシウム不足が解消できるから。』です。
『何故こんな話をするかというと、さっき言ったでしょ。肝臓の中に入っていってマグネシウムが活躍できるという話をしていったときに。』
『肝臓の仕事のひとつに解毒っていうのがあるのですよ。肝臓で毒素を解毒していく。』
『今は農薬、化学物質、薬品、薬、食品添加物、そういう化学物質がいっぱい入って来るので、肝臓の解毒作用がもういっぱいいっぱい。』です。
『で、おまけに便秘がちな人は特に便秘による有毒ガスが肝臓にまわって肝臓をいじめる。で、肝臓がいっぱいいっぱいになると今度は皮膚でアトピーを起こす。』
『いい?肝臓で処理できないやつは皮膚で処理をする。それがアトピーね。』
『ということは、肝臓(の機能)を上げればアトピーは治るってことなんだよ。』
『もっと言うと、便秘がちになると毒がまわるから肝臓に行く、肝臓で処理できなければ、今度は脳に行って、脳がプツン!脳梗塞。』
『という具合に肝臓の解毒作用を上げなくてはいけない。そのために青汁に含まれている、葉緑素に含まれている、クロロフィルだよ、葉緑素、それに含まれているマグネシウムが肝臓に入って解毒作用を高めてくれる。』
マグネシウム不足がどんな困ったことになるか、やっと納得。
『特に何も含まれていない粉になった青汁を一日一杯でいいから、飲むことによって回復する。ま、できればね、小松菜でもなんでも青物野菜をちゃんと調理して食べればいいけど、そんな量、食べられないから。』
肝臓の機能を上げるためにはマグネシウムが必要で、これはカルシウムを摂り過ぎているってことだけじゃなく、現代人のケミカルにまみれた食生活から考えれば必須のミネラルなのですね。
そういえば産前産後に牛乳を摂り過ぎたお母さんの子どもがアトピーになったって話を聞いたことがあります。
これって、お母さんが赤ちゃんのためにカルシウムをたくさん摂ろうと思って牛乳を飲んだことで、カルシウム過剰になってマグネシウム不足が生じ、そこからの肝機能低下を子どもが引き受けたってからくりなのかな。
『だから僕は、彼ら(青汁の研究をしている人たち)の書いていることを、(青汁で)マグネシウムが摂れるというところで、(その人たちと)いろいろ情報交換をした(結果)、塩からマグネシウムは摂るべきじゃないという答えが出た。』
塩屋であればこその探究心ですね。
「何もかも、塩!」ということではないって、そういうことに気づかれた。
牛乳を売り込みたいがために、大事なことを隠して片寄った情報を流す「売らんかな」の姿勢とはかなり違います。
こういう人の言うことはかなり信憑性があると思いますが、それでも盲信するのではなく疑問に思うことは自分でしっかりと調べてみてね。
『でね、多くの塩を説明している人は海の塩に含まれているニガリね。塩化マグネシウムを摂れって言うの。』
やっぱり!
塩神話ができちゃうのですね。
『無理だからね。体に負担をかけて・・・皆さんね。マグネシウム入りの下剤を調べれば答え、はっきり出てくるの。マグネシウム入りの下剤は塩化マグネシウムを使っているのね。(塩化マグネシウムを使っているその下剤の)注意書きに書いてある。「腎臓病をお持ちの方は使用を控えてください」。』
『要するにね。マグネシウムは腎臓を固めるって、製薬会社はもう認めているの。』
塩化マグネシウムという形で摂るマグネシウムは腎臓に悪いということですね。
青物野菜という形で摂りましょう。
『ニガリの話のついでにマグネシウムの話をすると、昭和20年以前はニガリの多い塩、要するに10%以上のニガリの多い塩を摂っていたので・・・いいですか?血管、内臓、腎臓、特にたんぱく質でこういうものは出来ているので、ニガリの凝固作用によって、腎臓が早く固まる。』
『だから身長が150cm。寿命は50歳。それで病気のナンバーワン、いちばん多い病気が腎臓病。』です。
『今は我々、塩化ナトリウムばかりの食塩に変わったので、腎臓に負担がかからなくなった、つまり身長が伸びた、寿命も延びた。』
そうか。肉を食べるようになって栄養状態がよくなったから身長が伸びたみたいに思ってたけれど、原因は塩の組成の問題だったんだ。
『塩の質でこんだけ違うのです。塩の質だけでこんだけ違うの。』
『栄養、食べてるものがどうのこうのと違うのです。塩の質でこれだけ違ったんだよっていう・・・そういう説明も含めてマグネシウムは塩から摂るのはほんの微量でいい。』そういう結論ですね。
『多くの人がだよ、ニガリがたっぷり入っている自然の塩がいいと言う。ダメです。』
それは『昔に戻るって話。』
ニガリを調整しないと昔の塩、腎臓病を誘発する塩になってしまうってことですね。
『だから、塩のニガリはほんのわずかでいい。その説明をしているのが実は「伯方の塩」でした。』
「伯方の塩」って、ありますね。あれのお話みたいです。
『「伯方の塩」っていうのはね。本当に真面目な日本一の塩屋さんです。』
『あそこは塩化ナトリウムは97%、残りの3%に他のミネラルが入っていればいいんだよという考え、それが黄金律と言っています。だから、多くても3%。それ以上はあってもダメだよという。』
ニガリの調整が必要だって言ってるのですね。
昔ながらのそのままの自然海塩じゃなくニガリを調整しないといけないって言っている塩屋さん。(そのままだと昔の日本の塩、マグネシウムが多すぎて身長が伸びず短命、腎臓病になりやすい塩って言う先ほどのお話しです)
『で、「伯方の塩」はどうやって作っているか。一応、国が許したのはね、海外で作った塩田の天日の塩を輸入してきて、瀬戸内海の海水に溶かして、濃い塩水を作って、それを煮詰めて、・・・。』
国が許したってことは・・・つまり・・・つまり国が間違っていたら・・・なんらかの圧力からの意図的な施策があるとしたら・・・。
なんだか自由があるようで自由がない国に住んでいるのかもしれない私たち。
塩田復活なんてきっと国が許可しないのでしょうね。
外国から買うっていう何らかの国際的な圧力なんかもあるのかなぁ。
庶民にはわからない世界のようです。
そんな国を相手に、少しでも良い塩を作ろうとしている、「伯方の塩」ってそういう塩屋さんのようですね。
『塩の作り方で、最初に煮詰めていくと結晶になるのは石膏、カルシウムでした。先に結晶になるのがカルシウム、次に塩化ナトリウムが結晶になります。』
『で、塩化ナトリウムが結晶になって、白く出て来たときに、火を止めて、ガバーンとすくうの。ガバーンとすくってから遠心分離機で水分を飛ばすの。そして乾燥させれば、出来上がった塩は3%未満の他のミネラルが含まれている。そういう作り方をしています。』
『皆さんね。精製塩というのは実はこうやって作るんですよ。』
『海外で作った塩田の塩を日本に運んできて、溶かして、同じように煮詰めていくと、今言ったように塩化ナトリウムが結晶するじゃないですか。(それから)ほぼ100%に近い塩化ナトリウムを取り出すんですけど、実はサラサラした塩にするために、炭酸マグネシウムをほんのわずか加えます。』
『だから、炭酸マグネシウムが加えられているので、PH、アルカリ度が11ぐらいになっています。アルカリ性です。』
『でね、よく言われる話、ちょっと難しい話、塩は酸性かアルカリ性か。』
『塩を溶かした水溶液、塩水はね、酸性かアルカリ性かなんですよ。さっき言ったでしょ。』
『ニガリの多い塩は必ずアルカリ性。だってミネラルウォーターはアルカリ土壌』ということからもアルカリ性だということはわかります。
『天日海塩は実は若干の酸性を示します。』『何故?ニガリが少ないから。』
『という具合に決してアルカリ性がいいというわけじゃない。』
3%ニガリが入っている天日海塩がちょっと酸性に傾いているんだから、酸性であっても良い塩だということですね。
『で、もっと言うと・・・。薬剤師さんといろいろ話をしてみたの。そしたらね、49対51。だけでも51の方の性質が示されるんだって。』
『どんどん色が濃くなったり、それはあるよ。リトマス試験紙って色が濃くなったりさ、PHがあっち行ったりこっち行ったりするけど、51対49でも若干どっちかに寄ってしまうって話ね。』
『だからね、健康のための塩の目安というのは、塩にアルカリ性とか酸性、求めちゃダメなんだ。あと、還元だとか酸化を求めちゃダメ。』
ここのところは、ちょっと私の頭ではわかりにくいので、結論のPHとか酸化還元とか、塩の場合は求めないってことで終わります。(すみません)
食品の場合はいろいろ酸性食品だとかアルカリ食品だとか言いますものね。
また還元水がいいとか酸化したものはよくないとか、そういう知識のある人への説明だと思います。
私がこの回のお話しで感じたことは、笹谷さんの言われていることとは見当はずれかもしれないけれど、海に囲まれた国でお塩を輸入しないといけない事態を作ってることへの驚きです。
私の小さい頃はまだ塩田がありました。(すぐに消えましたが)
これってよく考えてみると恐ろしいことですよね。
食料自給率とかなんとか、それ以前の問題。
「塩を送る」って上杉謙信だか誰だかのお話しがあったじゃないですか。
今、水道が外国資本の手に渡りそうだのなんだのって水面下の動きがあるって聞くけれども、水と同じぐらい大切な塩は、もうとっくに外国の手の中に握られてたってこと。
そんなことも知らないでのうのうと暮らしてたってこと。
かなりなショックです。
でもね。
今となっては、どうのこうの言うよりも、それだからこその平和。
平和の推進国として、世界中に日本人の平和の精神を広めることを私たちは使命にしなければと感じました。
それこそが私たちのライフラインを守る唯一の道。日本人の宿命かもしれません。