chappyちゃんの健康道場

あらゆる意味での健康を維持するために必要な知識をあちこちから探して少しずつ書いていきます。

『お塩の未知』動画より③

この記事は下記の動画を書き起こしたものに基づいたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=3QQ2N5zfQ4g

 

(お塩の未知10ページ)

『塩の主成分は塩化ナトリウムです。』

『塩化つまり塩素イオンと、ナトリウムはナトリウムイオン。』

 

水の中ではイオンという形でバラバラに存在しているのですね。

 

『これが水がなくな』ると、このふたつはくっつきやすくて、それで『くっついたのが塩化ナトリウムです。』

 

『多くの人が塩化ナトリウムは体に悪いと思っています。』

 

『多くの塩の説明をしている人が塩化ナトリウムは悪、悪いと言っています。』

 

『さっきカリウムとナトリウムのお話をしました。』 ← どうやら動画が前後しているようですが気にしない、気にしない。

 

『栄養大学の教授が、善玉カリウム悪玉ナトリウムという、こういうことを決めつけてしまったのです。』

 

カリウムもナトリウムもどっちも体にとって必要なミネラルなので、どっちが善でどっちが悪ということはないのです。』

 

『塩化ナトリウムというのは水に溶けた塩素イオンとナトリウムイオンに別れる。』

 

『もっと言うと塩を作るときに海水に含まれている塩素イオンとナトリウムイオンが水を飛ばしたらくっつきやすいので、塩化ナトリウムが作られるということです。』

 

『塩化ナトリウムというものは体にとって必要なのだという話です。』

 

『ナトリウムは細胞外液に多く含まれるから必要だということはわかります。』

 

調べてみると確かに、細胞外液にはナトリウムイオンと塩素イオンが多く含まれていました。

 

『胃液は強い酸、塩酸です。』

 

『塩酸の化学式はHCl、だからここ(胃液)にCl』が必要ということですね。

 

『NaClのCl、塩素イオンつまりClイオンがないと胃液がちゃんと作られていかない。』

 

納得。

 

『だから減塩すると・・・塩分を減らすと胃液が作れない。』

 

『胃が丈夫な人ほど健康でいられるのです』が、『胃液が作られない』というか、『胃液がちゃんとしていかないから、胃が弱い、常に病弱だ』ということになるのです。

 

『胃液を作らなくなるので・・』(減塩するとヤバい)『ということ』なんだ。

 

『簡単でしょ。』

 

確かに単純な話ですね。

 

『病弱な人が増えている、特に食中毒が増え』ていますね。

 

昔の人はみんな強靭な胃を持っていたから(つまりちゃんと塩を摂っていたから)、少々不衛生でも大丈夫だったということみたいです。

 

『さらにね、女性の大事な生殖器、膣もしくは子宮(膣や子宮は酸性に保っていないと駄目)を酸性化』する『のがこの塩素イオンなのですね。』

 

『減塩して、塩分減らして、塩素イオンが足りなくなるので、婦人科の病気がやたら多いでしょう?』

 

カンジダがあるっていうのは感染しやすくなっているわけだから・・・。』

 

なんと、塩ひとつでみーんな病気を呼び込んでるってことになりますね。

 

『というようにこのNaCl。』

 

『ナトリウムイオンはやっぱり大切。』

 

『塩素イオンも大切だということ』ですね。

 

『ちゃんとした塩化ナトリウムを含む食塩を摂っていると健康でいられる理由はそこにあるのですね。』

 

いちいち納得する反面自分の化学知識の貧困さにちょっぴり驚く私です。

理科、苦手だったものなー。

でも、先生がこんな風にお話ししてくれたら、もっと興味を持ってたかもしれないなー。

 

さて(11ページ)

11ページは『健康で元気に活発に生きていけるための第一要件』について『です。』

 

『実は第一要件の前に第ゼロ要件という、大切な要件があるのです。』

 

『それは何?』

 

『呼吸です。』

 

『いいですか?』

 

『呼吸、つまり人間は肺の呼吸の筋肉が止まると死ぬのですね。』

 

『心臓の筋肉が止まると死ぬのです。』

 

『だから心肺停止ってそういうことなのです。』

 

『もっとも大事なのは呼吸です。』

 

『呼吸。』

 

『皆さん、口は呼吸器官ではありません。』

 

『口は消化器官です。』

 

『鼻は呼吸器官です。』

 

『だから口呼吸をやめて鼻呼吸をする。』

 

『多くの人、周りを見てごらん。』

 

『口開いてない?』

 

確かにー。

 

『鼻呼吸、鼻からいれるとフィルター、鼻がフィルターになっているので余計なものを入れないで済む。』

 

『だから健康のゼロ要件は呼吸、鼻呼吸をちゃんとする、口呼吸はやめるということ』

 

 

『次に第一要件は、体の中の血液、体液です。』

 

『人間は血液』『を全身に巡らせて生きているのです。』

 

『この血液をちゃんとしないといけない。』

 

『血液を正常にしないといけない。』

 

『血液を汚してはいけない。』

 

『でもね、西洋医学だとか病院』には、『血液を汚すという考えがありません。』

 

『血液を汚すことをしてはいけない、血液を異常にすることをしてはいけない、もっと言うと血液の塩分濃度をちゃんと0,85%まで持っていかないといけない、常に0,85%を維持しておかないといけない(赤ちゃんの羊水は0,85%、血液は0,85%)ここまでちゃんと塩分を入れるのがね、ここをいじくってはいけない。』

 

そうかー。

血液を汚すってそういう意味か。

 

『減塩すると、これを維持できない。』

 

そりゃぁ、そうですね。

 

『「塩はどれだけ摂ったらいいの?」「一日何グラム摂ったらいいの」という話があるのですけれども、正直、誤解されると困るけれども「吐くまで摂れ」と言います。』

 

『そうするとみんな、「えー!」と言うけれども。』

 

確かに「えー!」ですよね。

 

『実は味覚、料理で目一杯塩をきかせたら、塩っぱくした料理は入らないでしょ。』

 

『入らないんです。』

 

『基本的に塩って入りません。』

 

確かに塩辛すぎるものって、食べられないですね。

保存食で塩漬けになっているものなんかは塩を抜いてから調理します。

 

『だから自分の美味しく感じる程度までは入るけれど、それ以上越したものは入らない。』

 

『もっと言うと、実はコップに塩を目一杯入れます。』

 

『濃い塩水を作って飲ませるとゲロッと吐きます。』

 

『人間の体はうまくできているんですよ。』

 

『胃より上は口から吐く。』

 

『胃より下に、腸に行ってしまったら、下痢する。』

 

『吐くか下痢するかどっちかなのですね。』

 

『だから濃い塩水を飲む、例えば小さな子どもが間違って食べてはいけないものを食べてしまった。』

 

『指を突っ込んでも吐かない。』

 

『吐かない時には濃い塩水を作って飲ませるとゲロッとすぐ吐きますから。』

 

いいこと聞いた!

 

『そんな具合に胃が防波堤、胃が知っているということなのです。』

 

『皆さんに質問しますよ。』

 

『ご飯でしょっぱいものを食べ過ぎた、塩食べ過ぎた。』

 

『どうなります?』

 

『みんな血圧が上がるとか、浮腫むっていう。』

 

『違う違う。』

 

『みんな経験している』はず。

 

『やたらめったら水が欲しくなって飲む。』

 

『要するに体の塩分濃度が上がるから水を飲んで薄めなさい。』

 

『これだけ。』

 

『それが何故か浮腫む、何故か血圧があがるってね、そういう誤解なのですね。』

 

『この11ページで書いてあるのは体の中の血液、体液の塩分濃度をちゃんと0,85%まで持っていくこと。』

 

『どうやって?』

 

『吐くまで摂れ。』

 

『というか・・ちゃんと自分の好みで摂っていいんだよということです。』

 

うーん、今回も目からウロコもの。

しかも、なんだかすっかり忘れてしまっていた記憶が戻りかけているような気がしてきました。

もしかして、ゆっくりと何年もかけて洗脳されてきたのかもです。

私の両親は大正生まれだったから、ある意味こんな減塩神話のない時代の人でした。

古き良き時代の生活の知恵としての塩の存在。

なんだか薄っすらとした記憶がよみがえってきそうな予感がします。


お塩の未知【P10.P11】